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初めての感覚 その2

晴天 ブログ
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高校進学により今までと違う学校生活が始まった。その続き。

自分のことを知っている人の少ない高校に進学したことによって、地元へのこだわりを捨てたり地元のおかしさを理解できた高校生活の始まりでしたが、その中でも自分にとって人生で一番様々な面でうまくいったと思うのは高校二年生の頃でしょうか。

学業の面でなんと成績優秀者になっていたのです。もう訳が分かりません。万年最下層レベルの成績だったのに学年300人中20番以内に入れることもありました。頭の良くない高校だったので勉強自体が簡単だってこともありますが、先生が一人一人にわかりやすく解説する機会を設けてくれたことも大きかったですね。

人間関係は周りに座っていた子と、前年と同じように連絡先を何となく交換したわけですがたまたまそこから輪が広がっていき、人生で一番の数の友人ができました。それは同じクラスだけではなく他クラスの同級でいにまで及びました。基本コミュ障で今まで碌な人間関係を築いてこられなかった私にとってはまさに青天の霹靂のような一年でした。

戸惑いと同時に友人がいることの楽しさを人生で初めて学びました。必要な経験だったと思いますし、貴重な体験をさせてくれた当時の友人たちにも感謝です。現在疎遠になっている子がかなり多いですが、それでも感謝の気持ちは変わりません。

体育のグループ作りや修学旅行の班決めも難なくこなせたのは、学生時代でこの一年だけでしょう。多分。

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今まで周りの子が普通にしていたバイトや学校終わりのおしゃべりの時間、誕生日のプレゼント交換も、バレンタインのチョコづくりも、もしその当時の友達たちに出会えてなければ味わうこともない事で、まさに私のとっての青春でした。いつまで経ってもモテることはありませんでしたが(笑)

ただよく考えたら、頭がよくない高校だったのでなかなか独特な感性の子たちが多く、もしかすると私と同じような特徴を持っている子が多かったのかもしれません。それはそれでありがたいです。

この思い出さえあれば私は生きていける。

なんて甘っちょろいことを言うつもりはありませんが、生きるためのヒントをくれた大切な期間でした。

もしどの年代かに戻れるのであれば、私は迷わず高校時代の戻りたいですね。皆さんはいかがでしょう。

一応順調に波風(ちょっとあったけど)立てることなく高校生活を終えて大学に進学することになりました。

続きます。

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